南海トラフ 市町村、県、国の役割

南海トラフ 市町村、県、国の役割 南海トラフ大地震では、津波の被害は甚大だと予想されている。また、津波後の生命を維持するライフライン、食料、飲料水、電気、ガス、薬、医療、交通機関などの確保が大事である。 津波被害が想定される市町村のソフト面で…

重力波と相対性理論、重力波の測定とその意味

アインシュタインの相対性理論では、重力は空間をひずませると考えた。重力が大きいほど、空間のひずみは大きくなる。ひずみが大きくなると、光さえその空間から出ることはできない。ブラックホールである。重力は力であり、伝搬は波で行われる。巨大ブラッ…

米国の北朝鮮への攻撃は11月中旬以降

その前提として、日、中国への確認、韓国への最後通牒への旅が11月5日より開始される。来週の週末である。・対話路線の国務長官の解任・中国が北への攻撃もしくは、更に厳格な北への経済制裁の可能性の確認。・日本の拉致被害者と米国大統領があうのは、…

産油国の経済危機の理由

石油を取り出すのに、エネルギーがかかれば、それだけコストがかかることになる。すなわち、儲けが少なくなることである。儲けを確保するために、原油コストを上げることも考えられるが、市場原理で今はそれができない。市場原理を支配するのは、代替品、シ…

北朝鮮 11月中旬以降

北朝鮮 11月中旬以降 今のシナリオは以下の通り推定されている。1.トランプ大統領が中国、日本、韓国を訪問し、最後の確認を行う。これには、刈り上げ排除後の北のその後の国連による管理の最終確認も含まれる。(国連による管理は、中国は中心になる。)…

日産自動車、神戸製鋼の不正と製造技術とコンプライアンス

日本の製造技術は世界一である。また製造も、精密なロボット技術などにより、ミスする確率は、10万分の1程度であろう。あるいは、それ以下かもしれない。すなわち、10万回検査して、一つ見つける程度である。多くの検査官は、朝から晩まで合格の検査をやって…

伝熱工学から考えるゆで卵、天野治

鍋底に2cm程度水を張り、卵を入れる。ま沸騰させる。5分ほど、沸騰させて、その後ふたを開けて、放置する。これで出来上がりである。卵をタプタプの水で沸騰させてつくるより、熱量は1/3程度となる。水の量が1/3程度ですむ。これはなべ底の沸騰熱伝達を…

愛読する讀賣新聞も読めぬ、なぜ、天野治

愛読する讀賣新聞も読めぬ、なぜ自分の立場だけではなく、相手の立場に立って考えることがなぜマスコミは不得意なのか、ISが後藤さんを惨殺したら、ISは中東で信頼を失う。それはISの破滅をもたらす。こんな簡単がことがマスコミは理解できないのか。…

後藤さんは解放される、天野治

後藤さんの対応は日本だけではなく、中東の多くの国が着目している。イスラム教の多くの国が着目している。ここで後藤さんを惨殺したら、イスラム教社会からISは排除される。 今回の湯川さん惨殺、後藤さん拉致で、日本国および日本人は大幅に成長した。世…

宇宙創生とダークマターと重力子、天野治

ニュートンの最新号で、相対性理論から100周年であることが紹介されていた。宇宙創生や原子を考えるときに、物質を粒子であって波の性質を持つと考える。これでは、わかりにくいので振動するひもで考える。 水素原子は核内にプラスの電荷をもつ陽子がある。…

本当に後藤さんの声か、天野治

政府としては、実はどちらでもよく、どちらが政府として対応するうえで、失敗するリスクが少ないかを考える。後藤さんの声かどうか、メッセージの意味合い、政府の取るべき態度を総合的に勘案して、マスコミ、国民にどのように発信し、関係国との連携をとる…

地球の内部はいずれ冷え切るのか、天野治

地球の中心は、鉄でできた内核(圧力が高いため固体)、外核(液体)で出来ており、温度は5000℃と推定される。地球ができた時の、8個から10個の塊の衝突の熱が地球の中に取り込まれた。それから46億年がたった。普通の魔法瓶ならとっくに熱は冷めている。な…

イスラム国ではなく、ISを使用すべき、天野治

イスラム国は、国として国際的に認められていない。さらに、湯川さんを惨殺して、後藤さんを拉致したままである。日本の国民、マスコミは怒りをこめて、彼らをISと呼ぼう。国として認めていないこと示そう。彼らはテロ集団のISである。読売新聞、毎日新…

痛みを分け合うことが大人の国、天野治

湯川さんの惨殺に、日本国民は哀悼の意とイスラム国への日本としての怒りを残した。日本人を甘く見ないほうがいい。後藤さんの解放と、ヨルダン人50人を殺害した死刑囚の捕虜交換は、割に合わない。日本はヨルダンを友人と思うなら、この取引には、応じない…

ピラミッド5000年のウソ、天野治

DVDで「ピラミッド5000年のウソ」を最後まで見た。5000年前のピラミッドが大石、巨岩を組み合わせて作ったのは、古代人がやったとしても理解できる。理解できないのは、いくつかの巨岩の精密な直線である。5000年前に、鉄もない時代に、磨製石器で正確な…

石油の値段の下落と石油の生産ピーク、天野治

石油の世界的な生産のピークは2006年で、今から8年前であった。このため、自動車会社は、燃費の良いハイブリッド車や電気自動車の開発、生産を本格化させた。しかし、ここにきて、石油の値段がさがり、日本でもガソリンの価格が140円台となった。石油の生産…

バチカン 15の病、天野治

ローマ法王フランシスコが、バチカンの幹部に対する挨拶で、バチカンの官僚組織を「病んだ体」に例え、15の「病」を戒めた。すべてを網羅している日本語の記事はないので、ここで紹介する、詳細は英文で。日本の政治家にも参考になる。1. 自己批判をせず、…

宇宙誕生、天野治

宇宙は137億年前に、誕生して、現在も拡張している、見えないダークマターが大半だという。光を通さないブラックホールがあるという。これらは、まだ解明されていない。さらに、宇宙が複数あるというパラレル宇宙論まで出てきている。これについて、1か月ほ…

世界の常識と隔離した中国の原因は文化大革命からか、天野治

最近の中国の動きや、世界で活躍する中国のリポーターの言動や、中国の世界への旅行客の行動をみていて、世界の常識とはるかに隔離していることに驚く。 この原因を考えていくと、急に発展したからではなく、たとえばそのような国はインド、東南アジア各国、…

成長の限界、第二段階

もっと早く気が付くべきであった。イスラエルとハマスの戦い、米国が仲裁できない状況、永遠に続く戦い、シリア、イラクでの戦闘の硬直化、ロシアのウクライナ侵攻、中国の民主化封じの動きは、世界がすでに後に戻れないことを示している。これは、成長の限…

地域創生省

地域創生を目指すには、明確な哲学が必要である。1. 地域の価値を高め、2. 地域の連帯感を強くし、公共心を育み3. 楽しい地域として、住むことを喜ぶ 地域の価値を高めるには、地域の歴史物を大切にする。町並み、集落を歴史的に整備する。神社仏閣、お祭…

復興予算は鉄道インフラの整備に

福島県浜通りの被災地は、陸の孤島である。安倍自民党が肝いりで、高速道路を来年のGW前に開通させる。さすがである。しかし、鉄道の復旧は、北からの仙台から南相馬までは目処が立ったが、いわき(ひさのはま)から南相馬までは目処が立っていない。JR東日…

ベネッセ顧客情報流失の大元はジャストシステムのリクエストから

一番悪いのは、ジャストシステムで自分で顧客情報を獲得する努力をしないで、名簿業者にリクエストした。名簿業者は情報のロンダリングをしながら、ベネッセ関係企業に情報の入手を持ちかけた。個人情報を守れず、ダイレクトメールで悩まされる国民を考える…

月の石を持ち帰ったことが、地球と月の関係が明らかに、天野治

アポロが月の石を持ち帰り調べた結果 1.地球と違い鉄のコアがない 2.揮発成分がない 3.酸素の同位体比は地球と同じである。 この結果出てきたのがジャイアントインパクトである。 月の元となる惑星と地球がすれ違うように激突する。 月は粉々になり、…

ウラン物語、その4 核分裂発見の歴史、事故の歴史、天野治    

ウラン235が中性子を吸収してウラン236となり、それが不安定で核分裂する。普通の中性子では、速すぎてウラン235が吸収できない。大半のウラン(238)は中性子を吸収しても、ウラン239になるなど、少し太るだけである。 しかし、1938年にドイツの科学者とド…

ウラン物語 その3 核分裂と天然原子炉と高レベル廃棄物

ウランなどのすべての元素は、電子雲とその中の原子核でできている。原子核は電子雲に比べると、東京ドームとボールの大きさくらいの違いがある。このボールを分裂させるのが、核分裂である。 電子雲はマイナスの電気を持っているので、核分裂させるために電…

ウラン物語 その2 ウラン鉱山

地球は10回程度の小惑星衝突を繰り返し、その都度赤玉になり、そのエネルギーを内側にためることで、暖かい惑星となっている。内側から鉄でできた内核、外核、そしてマントルがある。マントルに超新星爆発で生じたウランが含まれている。マントルの表層の…

ウラン物語 その1 ウラン誕生、天野治

原子力発電について、丁寧に説明した資料は あまりありません。反対か、推進か、この議論が多すぎます。 もっと科学的に、知ること、伝えることが大切です。 ウラン物語 その1 ウラン誕生 宇宙は水素(73%)とヘリウム(25%)で構成されている。この…

よくわかる特殊相対性理論(2) 天野治

特殊相対性理論は重力を考慮しない特別な場合の理論で、重力を取り込んだのが一般相対性理論である。 速度=距離/時間である。 地球で光を南北と東西の方向で測定した。地軸の関係はあるが、地球は東西に回転している。精密に測定すれば、南北と東西で光の…

よくわかる特殊相対性理論、天野治

速度=距離/時間である。 高速で動いている船のマストからボールを真下に落とすと、動いている船の中では、ボールは真下に落ちる。しかし、陸からその様子を観察すると、ボールは進行方向にも動いている。速度は真下の速度と船の速度の合成になる。 地球で…