2014-01-01から1年間の記事一覧

ピラミッド5000年のウソ、天野治

DVDで「ピラミッド5000年のウソ」を最後まで見た。5000年前のピラミッドが大石、巨岩を組み合わせて作ったのは、古代人がやったとしても理解できる。理解できないのは、いくつかの巨岩の精密な直線である。5000年前に、鉄もない時代に、磨製石器で正確な…

石油の値段の下落と石油の生産ピーク、天野治

石油の世界的な生産のピークは2006年で、今から8年前であった。このため、自動車会社は、燃費の良いハイブリッド車や電気自動車の開発、生産を本格化させた。しかし、ここにきて、石油の値段がさがり、日本でもガソリンの価格が140円台となった。石油の生産…

バチカン 15の病、天野治

ローマ法王フランシスコが、バチカンの幹部に対する挨拶で、バチカンの官僚組織を「病んだ体」に例え、15の「病」を戒めた。すべてを網羅している日本語の記事はないので、ここで紹介する、詳細は英文で。日本の政治家にも参考になる。1. 自己批判をせず、…

宇宙誕生、天野治

宇宙は137億年前に、誕生して、現在も拡張している、見えないダークマターが大半だという。光を通さないブラックホールがあるという。これらは、まだ解明されていない。さらに、宇宙が複数あるというパラレル宇宙論まで出てきている。これについて、1か月ほ…

世界の常識と隔離した中国の原因は文化大革命からか、天野治

最近の中国の動きや、世界で活躍する中国のリポーターの言動や、中国の世界への旅行客の行動をみていて、世界の常識とはるかに隔離していることに驚く。 この原因を考えていくと、急に発展したからではなく、たとえばそのような国はインド、東南アジア各国、…

成長の限界、第二段階

もっと早く気が付くべきであった。イスラエルとハマスの戦い、米国が仲裁できない状況、永遠に続く戦い、シリア、イラクでの戦闘の硬直化、ロシアのウクライナ侵攻、中国の民主化封じの動きは、世界がすでに後に戻れないことを示している。これは、成長の限…

地域創生省

地域創生を目指すには、明確な哲学が必要である。1. 地域の価値を高め、2. 地域の連帯感を強くし、公共心を育み3. 楽しい地域として、住むことを喜ぶ 地域の価値を高めるには、地域の歴史物を大切にする。町並み、集落を歴史的に整備する。神社仏閣、お祭…

復興予算は鉄道インフラの整備に

福島県浜通りの被災地は、陸の孤島である。安倍自民党が肝いりで、高速道路を来年のGW前に開通させる。さすがである。しかし、鉄道の復旧は、北からの仙台から南相馬までは目処が立ったが、いわき(ひさのはま)から南相馬までは目処が立っていない。JR東日…

ベネッセ顧客情報流失の大元はジャストシステムのリクエストから

一番悪いのは、ジャストシステムで自分で顧客情報を獲得する努力をしないで、名簿業者にリクエストした。名簿業者は情報のロンダリングをしながら、ベネッセ関係企業に情報の入手を持ちかけた。個人情報を守れず、ダイレクトメールで悩まされる国民を考える…

月の石を持ち帰ったことが、地球と月の関係が明らかに、天野治

アポロが月の石を持ち帰り調べた結果 1.地球と違い鉄のコアがない 2.揮発成分がない 3.酸素の同位体比は地球と同じである。 この結果出てきたのがジャイアントインパクトである。 月の元となる惑星と地球がすれ違うように激突する。 月は粉々になり、…

ウラン物語、その4 核分裂発見の歴史、事故の歴史、天野治    

ウラン235が中性子を吸収してウラン236となり、それが不安定で核分裂する。普通の中性子では、速すぎてウラン235が吸収できない。大半のウラン(238)は中性子を吸収しても、ウラン239になるなど、少し太るだけである。 しかし、1938年にドイツの科学者とド…

ウラン物語 その3 核分裂と天然原子炉と高レベル廃棄物

ウランなどのすべての元素は、電子雲とその中の原子核でできている。原子核は電子雲に比べると、東京ドームとボールの大きさくらいの違いがある。このボールを分裂させるのが、核分裂である。 電子雲はマイナスの電気を持っているので、核分裂させるために電…

ウラン物語 その2 ウラン鉱山

地球は10回程度の小惑星衝突を繰り返し、その都度赤玉になり、そのエネルギーを内側にためることで、暖かい惑星となっている。内側から鉄でできた内核、外核、そしてマントルがある。マントルに超新星爆発で生じたウランが含まれている。マントルの表層の…

ウラン物語 その1 ウラン誕生、天野治

原子力発電について、丁寧に説明した資料は あまりありません。反対か、推進か、この議論が多すぎます。 もっと科学的に、知ること、伝えることが大切です。 ウラン物語 その1 ウラン誕生 宇宙は水素(73%)とヘリウム(25%)で構成されている。この…

よくわかる特殊相対性理論(2) 天野治

特殊相対性理論は重力を考慮しない特別な場合の理論で、重力を取り込んだのが一般相対性理論である。 速度=距離/時間である。 地球で光を南北と東西の方向で測定した。地軸の関係はあるが、地球は東西に回転している。精密に測定すれば、南北と東西で光の…

よくわかる特殊相対性理論、天野治

速度=距離/時間である。 高速で動いている船のマストからボールを真下に落とすと、動いている船の中では、ボールは真下に落ちる。しかし、陸からその様子を観察すると、ボールは進行方向にも動いている。速度は真下の速度と船の速度の合成になる。 地球で…

メアリー・アニング,天野治

本日のGoogleのロゴは、メアリー・アニングの誕生日にちなんたアニバーサリーである。彼女の住んでいた海辺は、恐竜の化石のメッカである。海底に沈んだ恐竜の骨が地球の圧力で石化して、化石となる。彼女は貧しい家計を助けるために、化石ハンターにな…