本当に後藤さんの声か、天野治

 

政府としては、実はどちらでもよく、どちらが政府として対応するうえで、失敗するリスクが少ないかを考える。後藤さんの声かどうか、メッセージの意味合い、政府の取るべき態度を総合的に勘案して、マスコミ、国民にどのように発信し、関係国との連携をとるか。これが基本である。
1.テロは卑劣な行動である。
2.テロとは妥協しない。
3.関係国と緊密に連携する
4.人命を優先する
これが、基本であり、後藤さんかどうかは、この基本を変える必要があるかどうかである。本人の声だとしても、言わされている。また、本人の言葉だとして、基本は変わらない。
マスコミやわれわれが、興味を示すところであっても、政府の基本は変わらないのである。我々も基本を守ろう。