愛読する讀賣新聞も読めぬ、なぜ、天野治

愛読する讀賣新聞も読めぬ、なぜ
自分の立場だけではなく、相手の立場に立って考えることがなぜマスコミは不得意なのか、ISが後藤さんを惨殺したら、ISは中東で信頼を失う。それはISの破滅をもたらす。こんな簡単がことがマスコミは理解できないのか。日本政府は最悪のことを想定するため、まちがっても、このような発言はできない。マスコミとは違う。マスコミのレベル低下を憂う。

後藤さんは解放される、天野治


後藤さんの対応は日本だけではなく、中東の多くの国が着目している。イスラム教の多くの国が着目している。ここで後藤さんを惨殺したら、イスラム教社会からISは排除される。

今回の湯川さん惨殺、後藤さん拉致で、日本国および日本人は大幅に成長した。世界的視点を持った。いま、韓国を劇的に嫌ったり、中国を劇的に嫌う人は少なくなった。ただ、目線が違う。同じ、視点を持った国とは思わないだろう。

日本の国、政府、国民は、拉致されてからの10日間を冷静にふるまった。それを中東、世界は見ている。この冷静さのために、ISは後藤さんの奥さんまで引っ張り出して、日本にヒステリーを起こそうとした。

日本のこの冷静さが、中東の安全に寄与するかもしれない。有志国のIS爆撃より、強いと思う。

宇宙創生とダークマターと重力子、天野治

 

ニュートンの最新号で、相対性理論から100周年であることが紹介されていた。
宇宙創生や原子を考えるときに、物質を粒子であって波の性質を持つと考える。これでは、わかりにくいので振動するひもで考える。

水素原子は核内にプラスの電荷をもつ陽子がある。ヘリウムになると中性子と陽子が2個ずつある。陽子が2個あると反発する。このため、電荷を受けもつひもで分離して考える。この紐を陽子と中性子でキャッチボールすることで、電気的反発を防いでいるというモデルが現在一般的である。

この考えを拡張したのが重力子である。しかし、うまくいっていない。アインシュタインは重力は空間のゆがみと考えた。空間がゆがむから、地球と月が引きあう。空間のゆがんだところを光がとおると光が曲がる。重力レンズである。この空間のゆがみを伝えるのが重力子というモデルである。
また、光をさまざまに測定すると、直接は測定できないが、光の進路に影響を与えるダークマターの存在が測定される。ここで人類は、足踏みをしている。

(イメージ)
宇宙は大きさがなく質量のある存在であった。質量なのかエネルギーなのか不明であるが、空間的な大きさはなかった。186億年前、質量にささやかな揺らぎが生じた。その瞬間、閉じ込めらていた陽子などが4π方向に飛び出した。一部は陽子が結合してヘリウムになった。その広がりは光の速度であった。この時の空間は4π方向に曲がった空間である。この空間を作ったのは、陽子であり、中性子である。陽子は中性子電荷をもつ粒子である。それだけだろうか。実はこの陽子、中性子に空間を広げた重力子があるのである。
ダークマターから186億年たった今も、陽子、中性子重力子が出ている。この重力子に重力をもつ太陽、地球、月が働きかけるのである。

本当に後藤さんの声か、天野治

 

政府としては、実はどちらでもよく、どちらが政府として対応するうえで、失敗するリスクが少ないかを考える。後藤さんの声かどうか、メッセージの意味合い、政府の取るべき態度を総合的に勘案して、マスコミ、国民にどのように発信し、関係国との連携をとるか。これが基本である。
1.テロは卑劣な行動である。
2.テロとは妥協しない。
3.関係国と緊密に連携する
4.人命を優先する
これが、基本であり、後藤さんかどうかは、この基本を変える必要があるかどうかである。本人の声だとしても、言わされている。また、本人の言葉だとして、基本は変わらない。
マスコミやわれわれが、興味を示すところであっても、政府の基本は変わらないのである。我々も基本を守ろう。

地球の内部はいずれ冷え切るのか、天野治

 

地球の中心は、鉄でできた内核(圧力が高いため固体)、外核(液体)で出来ており、温度は5000℃と推定される。
地球ができた時の、8個から10個の塊の衝突の熱が地球の中に取り込まれた。それから46億年がたった。普通の魔法瓶ならとっくに熱は冷めている。なんと地球のマントルの断熱効果はすさまじく、46億年でたった500℃しか下がっていない。
この熱を逃がすために、マントルは移動している。コアに近いマントルは軽くなって上昇し、地表面に近いマントルは重くなって、沈み込む。この運動が、地球の内部の熱を逃がしている。マントルの厚みは約3000kmである。
このマントルの移動が、地表面のプレートを動かし、大地震、大津波を引き起こす。またマントル物質は高圧で熱をもつため、地表面にでてくると圧力が下がるために、マグマなどの熱い溶岩になる。超巨大噴火の元となる。
すべては、地球の内部の熱を逃がすための、動きである。

悪い面だけではなく、地球が全球凍結(アイスボール)から脱出できたのも、この地球の内部の熱を逃がすための、火山などの活動が、二酸化炭素を増やし、温暖化効果で、アイスが溶けたのである。
科学はいつでも面白い。

さて、答であるが、地球の内部が冷え切るには、100億年以上かかる。その前に、太陽が超新星爆発を起こす。

イスラム国ではなく、ISを使用すべき、天野治


イスラム国は、国として国際的に認められていない。さらに、湯川さんを惨殺して、後藤さんを拉致したままである。日本の国民、マスコミは怒りをこめて、彼らをISと呼ぼう。国として認めていないこと示そう。彼らはテロ集団のISである。
読売新聞、毎日新聞朝日新聞はまだイスラム国を使用している。

痛みを分け合うことが大人の国、天野治


湯川さんの惨殺に、日本国民は哀悼の意とイスラム国への日本としての怒りを残した。日本人を甘く見ないほうがいい。
後藤さんの解放と、ヨルダン人50人を殺害した死刑囚の捕虜交換は、割に合わない。日本はヨルダンを友人と思うなら、この取引には、応じない。
しかし、これでは、日本はやられてままである。
集団的自衛権イスラム国との対応、その残虐さ。
日本は、まず、イスラム国の残虐さを世界に訴え、次に日本国民でどうすべきかを米国、英国、ヨルダンなどの友人国と相談すべきである。
中国、韓国は友人ではない。